SDGsの取り組み
活動報告
「豊後まぐろ ヨコヅーナ」ブランド立ち上げ
2016-09-07
これまでのマグロの養殖は、サバやイワシ等の小型魚を生餌として行われてきました。この生餌は、天然魚の漁獲量に左右されるほか、輸送や保管にかかわるコストやエネルギー、更には脂分や栄養分の海水への溶け出しや食べこぼしや残渣による環境負荷が問題となっておりました。
また、餌が養殖魚の肉質や味に与える影響はとても大きく、安定した品質を維持するためには、より優れた配合飼料の開発が求められていました。そこで当社は、飼料メーカーと協力して栄養成分を完全に調整できるマグロ専用の配合飼料を共同開発し、稚魚から成魚まで一貫してこの配合飼料のみでマグロ養殖することに成功しました。
このように稚魚から成魚まで一貫して配合飼料のみで行うマグロの養殖は、世界初の取り組みになります。安全・安心で、持続可能な”世界初の養殖マグロ”をより多くの方に知っていただく為に「豊後まぐろ ヨコヅーナ」ブランドを立ち上げました。