SDGsの取り組み
活動報告
漁場の環境調査を行いました
2021-09-21
津久見事業所の仙水漁場及び楠屋漁場におきまして、水質及び底質のモニタリングを行いました。
水質につきましては、水温、塩分、溶存酸素(DO)、化学的酸素要求量(COD)、溶存無機三態窒素(DIN)、及びリン酸態リン(PO₄-P)の7項目を、底質につきましては、強熱減量(IL)、化学的酸素要求量(COD)及び酸揮発性硫化物(AVS)の3項目を調査しました。
※左の写真は、海水を採取に使用した採水器です
調査結果より主要成分の合成指標を算出し、底質の分析結果と合わせて評価を行いました。
評価は、Ⅰ:良好な底質環境、Ⅱ:やや悪い底質環境、Ⅲ:有機汚染が進行した悪い底質環境の3段階で評価され、両漁場の結果はいずれもⅠ:良質な底質環境と評価されました。
今後ともこの良質な底質環境を維持できるよう、持続可能な養殖に努めてまいります。
※右の写真は、海底の泥の採取に使用した「エクマンバージ採泥器」です